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2020年11月4日水曜日

(連載18)18-2望むこと、望まれること


 

 

我々の自我世界も、

他のあらゆる次元世界と同様に

共通の次元原理(ひとつの大原理)によって

支えられた「次元世界」である。

 


 

そしてその次元世界を

「確定された存在」として支える要因は、

「次元世界の豊かな広がり」のみである。

 


 

そのために世界は

多様性で満たされなければならない。

 


 

同じものとして広がること。

同じもの()として広がる()こと。

 

 

 

 

数多くの「世界と個性」が共有すれば、

世界はあなたの内がわにも外がわにも同様に

大きく広がることだろう。

 


 

あなたもこの世界の求めには応じなければならない。

 

 


そしてあなた自身も「世界を知りたい」、

「世界から知られたい」と望む自我である。

あなたも同様に世界を求めることだろう。

 

 

 

自我世界が広がること、

それは「自我世界」が今後も発展し

繁栄をつづける為の必要条件であり、

「他人とは異なる個性」の果たす役割である。

 


 

つまり個性から始まる「融合と創造」を基盤として、

我々の「時間」は存在する。


 

 

そこには次元世界拡大のために「次元原理」が介入し、

したがって過去の我々よりも現在の我々の方が

より確かな存在となれるはずなのだ。

 

 

 

 

人類は過去、

おなじ過ちを幾度となく繰りかえしてきた。

 

 

 

けれども我々はまだ、学びの途中にいる。

 


 

成長なき「今」は「過去」とも変わりはなく、

成長する「今」が

その先につながる「未来への起点」である。

 


 

人類が「多様性」を失くした時には同時に

未来の時間もまた「巻きもどされる」のだろう。

そして共有を失くした時に

人間の時間は失われるのだ。

 

 

 

 

この「次元原理」を加速することができるのは

我々の自我世界のみであり、

その「正しい理解」によって我々は

より正しい世界を創りつづけることが出来る。

 

 


 

これは人類がそうなる可能性を秘めるのと同時に、

人間がそうならなければならないという

我々に課せられた義務である。

 

 


 

「融合と創造」を目的として

「共有し共存する個性の創造」という過程がある。

 

 

 

人間がこれまで理想としてきた「自由」や「正義」とは

そこに起因するものであり、

これは決して相対的な概念ではない。

 

 


世界の真理として

我々が学び理解しなければならない「科学」なのだ。

 

 

 

「正しい世界の姿」は

この宇宙の力学から生まれる。

 

 

それはこの世界の望みだと

解釈できるものである。

 

 

世界の望み、希望であり

わたしやあなたの持つ同じ願いである。

 

 

つまりこの現象は

「わたし」や「あなた」を含む、

「全ての個人」にたいしても

同様に当てはまる法則(世界意志)である。

 

 

あなたが世界から解放されたいと望むのは

世界の意志である。

 

 

あなたが世界に帰属したいと願うのも

同じ世界の意志である。

 



 

それが世界には必要なのだ。

 

 

 

 

  

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