にほんブログ村

2020年11月24日火曜日

(連載18)18-5あなたの内側には何もなく…


 

 

あなたの内側には何もなく、

あなたの外側に全てがあるのか。

 

 

あなたの内側が全てであり、

あなたの外側には何もないのか。

 

 

本当は内側も外側も

ひとつの同じ世界である。

 

 

点には体積も面積も長さもない。

 

 

その為に点は

その内側には無限大の奥行きを持ち

点の外側には無限大の広がりが生まれる。

 

 

 

「あなた」はこの

存在しない点と

存在しない世界を区切る

存在しないはずの境界線である。

 

 

それは存在しない時間、

「今」である。

 

 

永遠に存在を続け、

何処に存在しない、

それが我々、同じひとつの宇宙である。

 

 

 

 

 

 

あなたは今、

この論文「次元理論」が明かす

「宇宙と人間の真実の姿」を

ご覧になられた。

 

 

ではあなたは「次元理論」に対して、

どのような評価を下されるのか。

 

 

結論をだされるまえにもう一度、

ご自身の自我に問いかけて

「自分はこの宇宙とつながっているのかどうか」を

自問していただきたい。

 

 

 

あなたの自我世界は、

その答えを知っているはずである。

 

 

これまであなたが覚えてこられた知識と、

あなたに自我が存在するために

あなた自身が理解する知識、

そのどちらがより正しい知識なのか、

今のあなたには判断することができるはずである。

 

 

 

あなたに「実在する本能」も、

「感情」も、

その「体」も、

あなたの「存在」は全て、

次元世界として「あなた」に発現した宇宙である。

 

 

「あなた」とは、

その想いや物資的な体も含めた全てが

「同じひとつの宇宙の一部分」として

一元的な「存在する無」に統括される

「無と同じもの」である。

 

 

 

その現実が

未だにこの宇宙が完全無でありつづけることの証明であり、

拡大し続ける世界と「あなた」の持つ可能性が

無限大であることの証なのだ。

 

 

 

我々はまだ

人間の能力を十分に引きだせてはいないし、

自我のもつ本当の価値を

理解することもできていない。

 

 

 

この世界を理解できないかぎり

人間は孤立したままであり、

人類は特異点として、

この宇宙に存在しつづけることだろう。

 

 

私は人類が

この宇宙と我々とを結びつけるただひとつの絆を

否定することなく、

肯定しつづける道を期待する。

 

 

そして少なくとも私には、

世界にこれ以上の「現実」は

見つけだすことができなかった。

理解さえ出来れば十分だろう。

 

 

 

考え方に迷ったら

何度でも「完全無」までさかのぼれば良い、

ただそれだけの事である。

 

 

何故なら「次元理論」は

「無を理解するための科学」だから。

 

 

そして現実世界はどんな時でも、

我々を正しく導いてくれるはずである。

 

 

それはこの世界が常に「正しい」からである。

 

 

 

 

また私は

自身のつたない文章で

この世界の持つ「拡大する不変の構造」を

皆さまへと正確にお伝えすることができたか、

これもはなはだ気になるところである。

 

 

次元理論はあなたの確かな行動基準、

あるいは判断基準として

芽吹くことができるだろうか。

 

 

そして学術的には、

「原子が空間の歪みとして発生する」という

物理学の証明に

「次元理論の本当のはじまり」はたくされている。

 

 

皆さまの今後のご活躍に心から期待をよせる。

 

 

 

「原子」とは「実在する無の概念」か、否か。

 

 

この宇宙はどんな時でも「本当の姿」しか

我々には見せない。

 

 

我々が目指すべきは第一に

「宇宙統一理論」の完成である。

 

 

「彼ら」の今後の奮闘に「わたし」は期待する。

 

 

そして「あなた」のもつ「第3の目」が、

次元理論をより完成へと近づけることを

「わたし」は期待する。

 

 

さらに次元理論が

「あなた」にとっての「第3の目」となれることを、

「わたし」は希望するのだ。

 

 

 

 

 

「我々」はもっと

この「世界」に期待しても良いのである。

それは「この世界からの期待」に

「我々」が応えるということである。

 

 

 

 

次元理論が明らかにするのは、

人間の実在する空間と、

「自我世界」の存在する次元的配置である。

 

 

その結果、全ての存在は相対的な実在であり、

実在する無の概念の一部分であった。

 

 

我々は自我世界が第8次元に実在する

その現実と理由を自覚して、

その義務を果たさなければならない。

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてこれまでの人類史においては、

「人間」が生きていくために必要な知識は

多くの場合「科学と宗教」であった。

 

 

おそらくそのことは

この先の「我々」にとっても

変わらないことだろう。

 

 

そこで次章では少し視点を変えて、

今度はこの「科学と宗教」とをとりあげて

その価値観を次元理論の観点から探ってみたい。

 

 

これも我々の「判断基準」を確認するための

「科学的な視点」である。

 

 

 

そのまえに改めて述べておく。

次元理論はこれまでの「科学と宗教」を否定するものではなく、

その正しさを証明するものである。

 

 

 

 

 

 

  

2020年11月17日火曜日

(連載18)18-4ひとつの同じもの


 

 

「否定」の数だけ人間は傷つき、

我々は成長する機会を失ってきた。

 

 

本来人間は

自分の成長時には周りの人々を同時に成長させて、

自分が誰かの成長を助けたときには

自分自身もまた成長する。

 

 

これが「共有する人間」の姿である。

 

 

「相互の次元世界の共有」という次元原理は

私たち人間の正しい姿なのだ。

 

 

これは正義などではない「正しさ」である。

 

この正しさが物理学であり科学である。

 

 

 

そしていま日本で

そして世界で、

決して否定されてはならない

多くのものが失われつつあることを、

我々は理解しなければならない。

 

 

 

その存在はあなた自身が必要とするものであり、

同時にそれらの存在からは

あなた自身が必要とされている。

 

 

あるいはそれは

あなたの嫌悪する「敵」だったのかもしれない。

あるいはそれが

あなたを苦しめた元凶かもしれない。

 

 

けれども我々は共に「何も理解していなかった」。

 

 

我々を形成する良識や常識は

現状まだ不完全なものであり、

それは偏った認識に近い。

 

 

だからこそ我々は本当の「正しさ」を理解するために、

宇宙や自然、そして人間の歴史を

学ばなければならない。

 

 

誰かにとっての勝手な正義を学ぶのではなく

この世界の正しい力学を知識として学ぶのだ。

 

 

 

 

 

「あなたの目」も、

そしてあなたの「第3の目(あなた自身が手に入れるべき他人の視点)」も、

まだ開かれてはいない。

 

 

もしも世界がゆがんでいると感じるのならば、

それもまた「我々」の責任である。

 

 

 

次元世界は一様に

「拡大を停止したときには失われる」ということを、

我々は自覚しなければならない。

 

 

そのためにも今、

我々の目の前には無限の大宇宙が広がる。

 

彼らは我々の意識が開花することを望み、

その為に我々を導こうとする。

その現実の姿と事実によって。

 

 

 

そしてそれら全て現実が

「自我世界」の共有と共存の対象であり、

世界に存在する「正しさの証明」なのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

ここまでが次元理論が我々に教える「知識」であり

現実世界である。

 

 

目新しい教訓が華やかに誕生したわけではないだろう。

 

 

そのいずれもが、

それぞれに大切な「人間の生き方」であり

我々はその事実を昔から知っている。

 

 

けれどもなぜそれが大切かを「理解すること」、

それが一番重要であり、

単純に知識を得ることと理解は別のものである。

 

 

 

 

「理解すること」は人間が生きるために必要な「判断基準」となり、

それは我々の選択の中心に位置する。

 

 

そしてそれは人間が「考える」ことではなく、

「学び」そして「理解」することなのだ。

 

 

理解はあなたの存在と同化する。

 

 

そして我々が「考える」のは

「理解」した後の仕事である。

 

 

次元理論はその事実を明らかにした。

 

 

我々は選択しなけれならない。

我々には選択の自由と責任があるのだ。

 

 

その先に世界の拡大と喜びがある。

 

 

 

「知識」はその為に

我々が貯えるものであり、

それによって「科学」や「学問」も、

我々が「理解」するためのツールとなる。

 

 

 

 

「無を理解する」ための科学「次元理論」は、

最終的にはこのように「人間理解」へとつながる。

 

 

 

「ひとつの世界」の一部分であり、

次元原理のために開放された次元世界として

我々人間は存在する。

 

 

世界への理解は人間に対する理解なのだ。

 

 

あなたの外側へと向けられた愛も

それは自分の内側へと向かう愛と同じものであり

実際にはひとつの同じものである。

 

 

外側にいる自分と

内側にある世界。

 

内側にいる自分と

外側にある世界。

 

 

その間に明確な境界線はない。

 

 

世界の抱えた孤独、

同じ希望、

同じ愛。

 

 

全てが同じ、

世界の連鎖であり、意志なのだ。

 

 

それは決して

尽きることのないひとつの同じ力学である。

 

 

 

次元理論が導きだした人間の姿は

いまだ不安定なものであり、

我々はまだ幼くもあった。

 

 

人間はこの先もずっと

ココロの空白を埋めるために

求め続けるのだろう。

 

 

けれども、だからこそ我々は、

これから先も学びつづけることができる。

 

 

 

宇宙を、世界や自然を、

人間を知ることによって我々は、

自分自身を学ばなければならない。

 

 

そしてそのために現実に、

全ての「彼ら」は実在する。

 

 

 

あなたの自我が「世界から開放された」のは、

決して混乱するためではない。

 

 

「あなた」のもつ本当の願いは

「融合し創造すること」である。

 

 

あなたは常に孤独であり

そのために求めつづけ、

だからこそあなたは光にもなれる。

 

 

それが人間の「生きる」ことであり、

最大の「喜び」である。

 

 

 

「あなた」もまずその事に気づかなければならない。

 

 

 

人間が気づきさえすれば、

その先の道は自ずから

開かれるはずである。

 

 

 

なぜならば「あなた」は

「ひとつになること」を願う世界であり、

この世界も同じく「ひとつになること」を願う

「あなた」自身だからである。