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2020年1月28日火曜日

(連載11)11-4無の持つ欲求




第5次元物質世界に出現した「重力」という力学の概念は、
第6次元「生命世界」にも同じものとして「引きつがれている」。


これが「本能」である。


自己の空白を埋める為に
自身とその外側に同じ空間を求める「共通の力学」。

この力学が存在を創るのだ。


重なった空間の「求める力」が重力や核力などの物理学である。

重なった有機物の「求める力」は本能である。

重なった脳の「求める力」は欲求である。



私は以前「次元共有の大原理」のまとめとして、
「ある次元世界のもつ特定の性質は、
つぎの次元世界にも同様に引きつがれていく」、
という原則をのべた。


第5次元世界と第6次元世界の類似点は、
このように「次元世界の性質」として
それぞれが持って生まれたものである。


次元世界の構造上
「ひとつの次元世界は、まえの次元世界の実在を
その構成要素としてふくむ」ため、
次元世界の共通項は
あらゆる次元世界においても同時に発現する。


全ては「同じもの」なのだ。


これは5次元世界と6次元世界だけの現象ではなく、
他のあらゆる次元世界においても同様の「世界原理」である。



無のあらゆる方向への連鎖と拡大が
「全ての世界」の本質である。

この連鎖と拡大が「存在する力学」である。

この宇宙には異なるものは存在しないのだから。



無が無であり続け、連鎖する現象、
これこそが「力学」であり、
それが「存在」と呼ばれる無の姿である。


無や実体は「存在」ではなく
「力学」として理解されるべきなのだ。



この「世界原理」が第6次元(生命世界)と第7次元(精神世界)では
どのようなかたちで現れるのか、
あるいは第4次元(時空世界)と第5次元(物質世界)の間では
何がおきていたのか、
今後の我々の注目するべき点である。


我々は早く
この力学の存在に気付かなければならないだろう。



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