にほんブログ村

2017年8月25日金曜日

モナドの声を聞く 2-4



同じ長さはない。

同じ形はない。

完全な円や球も存在しない。

同じ波(力学)は存在しない。



つまり完全に均等だと思われていた波長も
いつかは必ず、
存在しないはずの空間を
区切ってしまうである。


円周率が現すものは、
「永遠の未完成」という、この世界の原型である。


そこには必ず「歪み」が生まれる。


この「歪み」は
存在するはずのない
異質な空間として「存在する」。


全てにおいて特別な
この世界には存在しない、
特定された不確定。


こうして宇宙は切り出され、
存在は拡大されていく。



「同じものを持たない」ことは
宇宙の広さであり、
世界の耐性とその強度である。


世界の広がりは力学の結果であり、
それ自体が原因となり、目的である。


わたしは「歪み」である。
それを知れば我々もしたたかだ。


わたしは歪みとして
生まれてこなければならなかったのだ。


わたしが歪みである。


孤独を抱えるという世界の目的の為に。


だからこそ私は
「求める続ける」ことも出来るのだ。


その虚空が私である。


人間の放つ重力として、
我々の生み出す希望は、
心の虚空から生まれた。


それは人々が希望を宿す為の、
何かと繋がりたいと願う為の、
消えない孤独である。


その孤独がわたしである。


わたしは拡大するモナドだ。


わたしたちはそれぞれが
繋がる為の異質な虚空である。


同じひとつの空間に空いた
異なるたくさんの穴。

0 件のコメント:

コメントを投稿